ちょっとタイトル長いですが...読んで字のごとくです(;^ω^A
火狐のバージョンが変わってアドオンが使えなくなった!という方へ。
Firefoxはこの春、"今後6週間ごとにバージョンアップを行い、年末までには「9」にまで到達する"ことを発表しました。
この発表前まではバージョン4だったことを考えると、これは猛烈なペースです。
実際にその後2回のバージョンアップが行われ、最新版のFirefoxは8月25日現在「6.0」となっています。
早いペースで最新版が投入されることにより、ユーザーは新機能やセキュリティの強化などの恩恵をコンスタントに受けることができますが、Firefoxの場合アドオンの互換性という問題があります。
Firefox用Googleツールバー終了の波紋
例えば、Firefox用Googleツールバーという大変便利なアドオンが、Firefox5以降のバージョンには対応しないことを正式に発表しました。
Googleツールバーは検索や翻訳、ブックマークをはじめとするグーグルの機能を、各ページにアクセスしなくても常時簡単に使えるという優れ物で、僕も愛用していました。
それが急に使えなくなったことで、多くのユーザーが困惑するなど、ちょっとした波紋を呼んでいます。
ツールーバーのみならず、そういった重用していた、欠かせないものとなっていたアドオン、機能が、バージョンアップによってある日突然使えなくなるのは大問題ですよね。
Add-on Compatibility Reporterを使ってアドオンを簡単復活!!
アドオンがFirefoxのバージョンアップで使用できなくなった場合、そのアドオンが新しいバージョンのブラウザに対応してくれるまで待つ必要があります。
が、件のGoogleツールバーのように対応が打ち切られる場合もありますし、頻繁に利用しているものであれば、いつになるかわからない対応を待っていられませんよね。
そこで、本来は未対応のアドオンを、新しいバージョンの火狐でも問答無用で動かしてしまう、「Add-on Compatibility Reporter」というアドオンを利用します。
1. Add-on Compatibility Reporterを入手
まずはこちらからアドオンを入手してください。
緑色の「Add to Firefox」ボタンを押してアドオンをインストールします。
2. アドオンマネージャを開く
アドオンのインストールが完了したら、上部メニューバーの
ツール > アドオン
を選択。アドオンマネージャを開きます。
3. 使えなくなったアドオンの「互換性」を変更
左側のメニューから「拡張機能」を選択します。
するとFirefoxにインストールしているアドオンの一覧になりますが、ここでAdd-on Compatibility Reporterをインストールしていると、各アドオンのところに「互換性」というボタンが出現しています。
アップグレードで使えなくなったアドオンの「互換性」ボタンを押すと、プルダウンメニューが現れますので、「このアドオンはまだ使えます」をクリックします。
必要な全てのアドオンを「まだ使えます」にしたら、Firefoxを一度再起動します。
すると、アドオンの互換性確認が強制的にOFFとなり、バージョン未対応のアドオンであっても強引に使用することができるようになります!
これでFirefoxのバージョンアップの度に、「あのアドオンは使えるのだろうか...」と悩まなくてもよくなりますね!
使用上の注意
ただしこの方法を使用する上で一点だけ注意があります。
本来非対応のバージョンのブラウザでアドオンを使用するということは、セキュリティ、動作の安全性が確認されていない状態で無理に使用する、ということです。
つまり、この方法をとったことにより、お使いのブラウザに不具合が発生したり、セキュリティに問題のある状態になる可能性がある、といえます。
なので、それを踏まえた上で、あくまで細心の注意と自己責任をもってご利用ください。
一応、私はFirefox5.0のリリースとともにこのアドオンを使用していますが、今のところ特に問題は起こっていません。
(※ただし、新しいタブを開いた時に表示される「よく利用するサイト」は使用できないようです)
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