BangLassie
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田中 和将(Vo&G)・西川 弘剛(G)・亀井 亨(Dr)
一番好きなバンド。バンド名はマービン・ゲイの曲名 「I heard it through the grapevine」から命名。「葡萄のつる」転じて「よくない噂」という意味を持つ。2002年にベースでリーダーの西原誠が脱退して3人編成となる。硬派で骨太、そして余計な装飾のないストレートなアレンジと日本人らしい、切なげで非常に美しい曲、独特の粘り気のあるボーカルが魅力の正統派ロックバンド。しかしその楽曲、詞の世界はひとクセもふたクセもあって一筋縄じゃいかない。ひねくれてて、尖ってて、でもなんか儚くて、ツボにはまってしまうともう病み付きである。メンバー全員が曲を書けるのも強みだ。
 deracine
deracine
GRAPEVINE
2005・8・24

1. 13/0.9 (8)
2. その未来 (8)
3. 少年 (7.5)
4. Virus (8.5)
5. Rew (7.5)
6. 放浪フリーク (8.5)
7. Kingdom Come (7.5)
8. それを魔法と呼ぶのなら (8)
9. Graveyard (8.5)
10. スカイライン (8)
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久しぶりに、「ウン」と納得できるアルバムが出ました。
前作から長いスパンを経て発表された7枚目のフルアルバムは、全10曲と、最初はちょっと物足りないかな、といった感じだった。
が、聴いているうちに久々に熱くなった。これだよ、バイン!と。前作、前々作が若干残念なものだっただけに、久々に以前のバインらしさが戻ってきてる感じがして嬉しい。特に最近なりを潜めていたギターの存在感。M6のイントロの、最初ギターだけ鳴らして、一瞬間をおいた後で一気にジャーンと来るところで、もう、キターーーー!と興奮は絶頂に。疾走感と突き抜けるようなパワーのあるカッコイイ曲。こういうパンチのあるナンバーをずっと待ってたよ。
そしてM9が良い!こちらも耳に残るギターリフと聴きやすくもクールで、ただポップなだけではないメロディが心にガツンと来る、往年のバインらしい必殺チューン。この2曲だけでも十分お腹いっぱいです。他にも、ダークな前半から後半の轟音へトリップする展開がクールなM4、きれいなメロディーのバラードM8、彼ららしからぬ軽い感じ、だけど曲数が少ないのでかえって全体がバランスよくまとまっていて聴きやすいかも。
ちなみにタイトルの「deracine(デラシネ)」とは、フランス語で「根無し草」という意味。
FAVORITE & PUSH : 9、6、4

 Everyman, everywhere
Everyman, everywhere
GRAPEVINE
2004・11・17

1.Metamorphose (8)
2.Reason (8.5)
3.Everyman, everywhere (8)
4.スイマー (8)
5.作家の顛末 (8.5)
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デビュー作の「覚醒」以来となる5曲入りミニアルバム。
前のアルバムで、昔の彼らの音に戻りつつあるかと思ったが、再びanother skyのころに逆戻りしてしまった感じがする。とにかく昔と比べるとメロディー、ギターがとにかく弱く、全然主張していない。タイトル曲のM3もストリングなど入って何となくスケールが大きく、何となく雰囲気も昔のバインっぽさはあるのだが、メロディー、ギターともにあまり印象に残らなかった。
むしろ今回一番いいのは、淡々とした感じがいつものバインとは違い、今までになかったような曲調のM2。あとM5、M1も今作では比較的ギターが生きている曲だと思う。でも全体的にはやっぱりまだまだおとなしい印象を受けてしまう。歯がゆい思いが続きます。
ちなみに予約特典でメンバーがMCをする架空のラジオ番組を納めたCDがもらえた。本人も突っ込んでたが、その中で普通にこのアルバムの曲をかけてるのに笑った。
FAVORITE & PUSH : 2、5、1

 イデアの水槽
イデアの水槽
GRAPEVINE
2003・12・3

1.豚の皿 (8)
2.シスター (7)
3.ぼくらなら (8.5)
4.ミスフライハイ (7)
5.11%MISTAKE (7.5)
6.SEA (7.5)
7.Good bye my world (8)
8.Suffer the child (7)
9.アンチ・ハレルヤ (8)
10.会いにいく (8.5)
11.公園まで (8.5)
12.鳩 (7)
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メンバーが三人となって初めてのオリジナルアルバムとなる6th。タイトルがなんかアニメとかゲームとかに出てきそうな感じで嫌だが、その名の通りというか、ジャケットの通りというか、どことなくディープで重苦しい雰囲気が漂う。思いっきりダークなピアノ音から始まり突如轟音のサビへ飛ぶオープニングナンバーのM1、おそらくアルバムタイトル曲的な存在と思われるM6が全体の印象を支配している。両者に共通するのは「静寂」、今回はこれを前面に出してるような気がする。
肩透かしを食らった感じの前作から比べると、彼ら本来の尖った感じ、攻めの姿勢というものが戻ってきてはいるが、まだちょっと以前と比べると物足りなさを感じるのは否めない。M2、M4あたりが特にその傾向が強く出ているんだけど、どうも安易なんだよなあ、メロディーとか、アレンジとか。秋らしくとても切なく美しいメロディーとギターリフのM10、心地よさとどことない懐かしさを感じるM11あたりも名曲なんですよ。なんだけど、特別じゃない。Life Timeのころ、スロウあたりでみせた驚き、CIRCULAT∞Rで見られた成熟、洗練さには及ばない。今回のNo.1はシングルにもなったM3だろうか。イントロのギターリフ、ただきれいなだけじゃ終わらないメロディーが最も彼ららしいといえるナンバーだ。
こうも辛口になってしまうのは彼らにかける期待があまりにも大きいからである。他のアーチストが作ったと思えばこれはかなりすばらしいアルバムだ。でもバインにはどうしてもそれ以上を求めてしまう。もう少し、あと少しのところまできていると思う。「その時」を待ちたい。
FAVORITE & PUSH : 3、10、1、11

 OUTCAST〜B-SIDS+RARITIES〜
OUTCAST
GRAPEVINE
2003・9・18

1.STUDY (7.5)
2.R&Rニアラズ (7.5)
3.SO. (8)
4.きみが嫌い (8)
5.アイボリー (7.5)
6.パブロフドックとハムスター (8)
7.100cc (9)
8.HEAD (8.5)
9.その日、三十度以上 (7.5)
10.JIVE (7.5)
11.窓 (8.5)
12.嘘 (8)
13.SOUL FOUNDATION (8)
14.BALLGAG (8.5)
15.坂の途中 (8)
16.Time is on your back (8)
17.何を話せば (8)
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これまでシングルに収録されたカップリング集。初CD収録も含む全17曲、お腹いっぱいの内容。曲順は新しいものから古いものへと順番に並んでおり、彼らのサウンドの変遷を感じることが出来るが、違いは極めて微妙で改めてそのスタイルの変わらなさに驚く。
どれもカップリングなのでキャッチー、メロディアスなどにこだわっておらず、そのときにやりたいことを思いっきりやった、箍を全てはずして衝動のままにやったような感じの曲が並ぶ。これがまたバインの特徴をよりいっそう出したような感じですごくクールなアルバムとなった。誰にも媚びない、自分の信じるものだけを突き詰めていくといった感じである。
一押しはM7。アッパーでハイテンションな、バインの曲の中で唯一ともいえる踊れるナンバー。畳み掛けるベースとドラムに身を任せてどこまでもいけそうだ。Bメロからサビへと変わる瞬間は鳥肌モノ。それに続くM8もスピード感のあるロックンロール。ライブでは盛り上がりそうだ。M11はドラムの亀井氏が作詞したメロのとてもきれいなバラード。彼が作曲した曲はメンバー中一番多いが、詞は全て田中が書いており、彼以外のメンバーが書いた唯一の曲である。M14はインスト。ギターが唸る、彼らの魅力がたっぷり詰まったロックなナンバー。M16はインディーズ時代に1000枚限定で販売された曲。そしてM17はファーストアルバムと同時に収録された未発表曲。ラストにふさわしい、落ち着いた曲。
こうしてみると不思議と一枚のアルバムとしてちゃんとまとまっている。そうしているのは彼らが貫いてきたスタイルの賜物。OUTCAST:「見捨てられた人」。とかく見逃しがちなカップリング曲。でも見捨てておくなんてとんでもない曲達ばかりである。
FAVORITE & PUSH : 7、8、14、11

 
 another sky
another sky
GRAPEVINE
2002・11・20

1.マリーのサウンドトラック (7.5)
2.ドリフト160(改) (7) 
3.BLUE BACK (7.5)
4.マダカレークッテナイデショー (7.5)
5.それでも (8)
6.Colors (7.5)
7.Tinydogs (7.5)
8.Let me in 〜おれがおれが〜 (8)
9.ナツノヒカリ (8)
10.Sundown and hightide (7.5)
11.アナザーワールド (8)
12.ふたり (7.5)
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リーダー西原誠の復帰作にして最後の作品となってしまった5thアルバム。
初めて聴いたとき、「??」というのが正直な感想だった。いつものバインのような重厚なグルーヴ感やUKロック的なテイストはなりを潜め、全体的におとなしい印象。よくいえば大人な印象。
とにかく全体的に音が軽い。特にギターの音が弱い。 この感じは「Here」を初めて聴いたときに感じた軽さとちょっと似ている。だが、メロディアスで印象的な曲が多かったHereと比べ、各ナンバーともインパクトが弱く、あまり頭に残らない。なんか、簡単に作りすぎてるような気がするのだ。何でこんな音が思いつくんだと感心させられるバインのすごさがこのアルバムでは感じられない。あとから聞いた話だが、あまり激しい演奏の曲がないのはまだ本調子じゃない西原氏に配慮してのことらしい。
でも繰り返し聴いてるうちにだんだんとハマってきてしまう不思議なアルバムである。タイトルのように浮遊感、透明感のある音といった感じだろうか。 もしかしたらもう少し時間が経ったら僕の中で評価が変わる一枚かもしれない。
FAVORITE & PUSH : 11、5、9

 
 CIRCULAT∞R
CIRCULAT∞R
GRAPEVINE
2001・8・1

1.Buster Bluster (8) 
2.壁の星 (8) 
3.discord (8.5) 
4.風待ち (8) 
5.lamb (8.5) 
6.Our Song (9) 
7.(All the young) Yellow (8) 
8.フィギュア (9) 
9.ふれていたい (7.5) 
10.アルカイック (7) 
11.波音 (7) 
12.B.D.S (9) 
13.I found the girl (8.5)
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シングル曲4枚を含むバインの4th。リーダーの西原氏はジストニアの療養中ということで今回はお休み。
前作で見られた迷いのようなものは吹っ切れ、彼らの原点に戻りその方向を確認した上で一気に加速して完成されたようなすばらしい出来。ギターを中心とした厚く深くそして重く力強いサウンドはさらに完成度を増し、それにいつもの哀愁漂う美メロと田中の粘っこいボーカルががっちり噛みあってますますクールに洗練された音楽が展開。それでいながら遊び心を忘れず、力が入りすぎていなくて余裕すら感じるあたりにバンドとしての充実振りを垣間見ることができる。
スピード感のあるM1からパワフルに幕開け。打ち込み、チェロの音が効果的に使われたM2は一転してヘビーな雰囲気。でも決して暗いわけじゃなく発揚されるようなものが秘められている。M3はその微妙なサビのメロディーから最初はやばいんじゃないかと思うが、繰り返し聴くとその微妙さが逆にクセになる。イントロも最高。M8はダークでスローなAメロBメロからいきなり激しいサビへの切り込み方にやられた。超クールな曲。なぜかCMで使われていたM7のイントロは超カッコいいです。ラスト前のM12はギターのビート、アッパーな展開がむちゃくちゃカッコいい。大人になったな、バイン、と思わせる曲。ラストはどことなくビートルズを感じさせるようなM13。三拍子のリズム、コーラスが特徴。ビートルズで三拍子ってあったかな?
FAVORITE & PUSH : 12、8、6、3、5

 
 Here
Here
GRAPEVINE
2000・3・15

1.想うということ (8.5) 
2.Reverb (8.5) 
3.ナポリを見て死ね (8) 
4.空の向こうから (8.5)
5.ダイヤグラム (8)
6.Scare (7) 
7.ポートレート (7.5) 
8.コーヒー付 (7.5)
9.リトル・ガールトリートメント (9) 
10.羽根 (8)
11.here (8) 
12.南行き (7.5)
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最も売れた「羽根」を含むグレイプバインの3rd。
最もポップな印象の強い作品で、ほかのアルバムと比べると異様なまでの爽やかさがバインらしからぬ感じさえする。キャッチ−でメロディアスな曲が大部分を占める。そのメロディーのきれいさはハンパじゃない。
僕はGRAPEVINEの英国ロック的な(イメージだけど)重厚で少し影のある尖った感じが好きなんだけど、このアルバムの音に関してはアメリカ的な印象を受け、やや軽い感じがする。M5のやけに荘厳なストリングスやM12の陽気な女性コーラスなんかを聴くと「おや?」と思ってしまう。 全体的にやや彼らのこれからの方向性についての迷いのようなものが感じられる。
逆にいえば彼ら独特のアクやクセが少なめなので、初めてグレイプバインを聴く人はこのアルバムから入るのが良いかもしれない。一番聴きやすいアルバムだと思います。 M1、M5、M4なんかは誰が聴いても「イイ曲」って言いそうなまっすぐでメロディアスな曲だ。でも個人的には重苦しくも情熱的、そしてクールなM9やバインらしい尖りを見せるM2あたりが好みだ。
FAVORITE & PUSH : 9、4、2、1

 
 Life Time

GRAPEVINE
1999・5・19

1.いけすかない (8.5) 
2.スロウ (9.5) 
3.SUN (9) 
4.光について (10) 
5.RUBBERGIRL (8.5) 
6.Lifework (8) 
7.25 (8.5) 
8.青い魚 (7.5) 
9.RUBBERGIRL No.8 (8.5) 
10.白日 (8.5) 
11.大人 (8.5) 
12.望みの彼方 (8) 
13.HOPE(軽め) (8)
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GRAPEVINEの名を広く知らしめた、2edにして早くも出てしまった最高傑作と言っても過言ではない作品。個人的にロックファンのマスターピースだと思っている。
自分が聴いたアルバムの中でも最もクールで洗練された、重みのある印象を受ける。グレイプバインの「尖がった感じ」が一番良く出ている作品じゃないだろうか。あまりにもカッコよすぎです。言葉ではこのよさは伝えきれないのでぜひ聴いてほしいアルバム。
M1のイントロからしてこれから始まるアルバムのすばらしさを予感させるようである。2本のギターが織り成す芸術的な絡みは何年聴いてても色褪せることはない。そしてシングルM2へと続く。このイントロなんか、どうやって思いつくんだろう、どうやってこんな音出すんだ、ってただただもう驚愕させられてしまう。そして誰も思いつかないような難解な進行のメロディー。もう芸術の域である。穏やかな歌い出しから始まり、スイッチが入ったようなシャウトへと展開するM3。そしてなんといってもM4である。初めて聴いたときに完全にやられ、今だに僕の中のベストナンバーだ。僕がバインファンになるのを決定的にした曲。このメロディーをたまたま聴いたとき、自分はなんて幸運なんだろうとすら思ったものだ。これはもう奇跡といってもいい。
インストやギター弾き語りの曲も文句なくカッコイイ。 僕の求めるロックの全てがここにある。
FAVORITE & PUSH : 4、2、3、1、7、10

 
 退屈の花
退屈の花
GRAPEVINE
1998・5・20

1.鳥 (8)
2.君を待つ間 (8.5)
3.永遠の瞬間 (8)
4.遠くの君へ (9)
5.6/8 (8)
6.カーブ (8)
7.涙と身体 (8)
8.そら (8)
9.I & MORE (8.5)
10.愁眠 (8.5)
a

記念すべきメジャーデビューアルバム。まだ少し青臭さが残る感じが初々しくていい。しかし初々しいって言葉もすでに当てはまらないほど彼らのサウンドは成熟、完成している。若さ、勢い、そういうもので押そうとするそぶりは全く見せず、あくまで斜に構えて自分ら独自の世界を作っている。
けだるさ的なものを漂わせながらも基本的にはポップで明るい出来栄えになっている。やはりファーストということで大事に大事に作ったんだなあなんてことが伺える。M1の、いかにもオープニングらしい感じからバイン史上最も爽やかなんじゃないかっていうM2へと続く流れを聴くと特にそう感じる。M4まではメンバーそれぞれが書いた曲が順に並んでいる。ここでちょっと抜きん出たのはM4を書いた西川氏である。その後のバインの形が垣間見れるようなハードで重い、男っぽくてカッコいい曲。このアルバムの中では特に異質で際立っている。彼の曲はなにかと一筋縄ではいかないものを見せてくれる。尖ってるのはアゴだけじゃないようだ。M9も彼の作品で、こちらは高めのテンション、跳ねるような展開で違う側面を見せている。
そして最後はキャッチーでセンチなM10で終わる。きれいなまとめ方である。このアルバムから感じるのはまだまだエネルギーを出し切れていないような、内から湧き出るものをまだ少し抑えてる感じ。そう、彼らは退屈しているんだ。それを開放した時、史上最強の名盤、Life Timeが生まれることになる。
FAVORITE & PUSH : 4、2、10、9

 
 覚醒
覚醒
GRAPEVINE
97・9・17

1.覚醒 (8)
2.手のひらの上 (8.5)
3.恋は泡 (8)
4.througn time (8)
5.Paces (8.5)
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インディーズ時代のミニアルバム。デビュー当時から「老成しすぎ」とか「かわいげがない」と言われていた彼ら。だがそれは、その時点であまりに音楽的に成熟、スタイルが確立されていたからである。いきなり新人らしからぬ落ち着き振りを発揮している。
でもやはり最近のと聴き比べると荒削り感、若さが炸裂している.。M1からにじみ出る衝動、落ち着きと若さが同居するM2、力がこもった感じのM3、M4。そして叙情的で感傷的なM5。
どれも優しく、とても素直な曲だ。しかしながらそこからにじみ出てくるのはやはり大物の風格である。そんじょそこらのインディーズアーチストにこのクオリティーの楽曲を提供するだけの力はないだろう。「本物」が今、覚醒しようとしている。
FAVORITE & PUSH : 5、2

 

 
 MYBEST・GRAPEVINE
GRAPEVINE・BEST
17 TRACKS
78'45"

01.RUBBERGIRL (8.5) 
02.光について (10) 
03.lamb (8.5)
04.SUN (9)
05.25 (8.5)
06.discord (8.5)
07.空の向こうから (8.5)
08.風待ち (8)
09.スロウ (9.5)
10.羽根 (8)
11.Our Song (9)
12.いけすかない (8.5)
13.白日 (8.5)
14.想うということ (8.5)
15.リトル・ガールトリートメント (9)
16.Reverb (8.5)
17.B.D.S (9)
a

2ndから5thまでの曲の中から選曲。はっきり言って選ぶのが難しすぎる。ここに入れた以外にも好きなのがいっぱいあるし、どれも主役級なので並びを決めるのにも一苦労。
こうして作ったものは主に車の中で聴くので自分の好みはもちろん、誰にでも聴きやすいよう、あわよくば車に乗せている人もファンにしてしまおうというコンセプトの元に作っている。そこで今回は最初にクールなインストで痺れてもらい、続くM2、3にキャッチーで誰が聴いてもいい曲と言うであろうものを並べ、一気に心を捕らえようという目論見である。(笑)
本当に一枚のCDに収録できるよう絞り込むのが大変だった。例えば「フィギュア」なんかは個人的にすごい好きで絶対入れたかったんだけど、ちょっと重くてコアでなため、コンセプトにやや沿わないので泣く泣くはずしてる。最後はB.D.S.これしかないでしょう。この曲のアウトロはまさに夏の夕方、ドライブの帰り道を思わせる。ちなみにジャケットもそんなイメージです。という感じで余韻を残しつつ終了、といったところなんだけどどうでしょう。


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