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 極月−KIWAMARI ZUKI−
極月−KIWAMARI ZUKI−
PE'Z
2003・12・10

1. 花咲クDON BLA GO!(Album Ver.) (8.5)
2. タンゴ3兄妹 (8)
3. WONDERFUL DAYS (8)
4. She's a rainbow (8)
5. SUNNY & CLOUDY  (7.5)
6. アンダルシア -Andalucia-  (8)
7. T.K.O 〜それ ちょっと早くない?〜 (7.5)
8. かもめが翔んだ日 (8)
9. C止まり 〜SADだけどね〜  (7.5)
10. DRY!DRY?DRY!(Album Ver.)  (7.5)
11. BIG EAR 〜手痛い洗礼そしてVへ〜 (7.5)
12. 大地讃頌 (8)
a

なんとM12の著作権問題で出荷停止になってしまったPE'Zのセカンドアルバム。けっこう貴重な存在かも。
さすがに前作を聞いたときほどの衝撃はなかったかな。というか、もう安心して聴けちゃうって感じです。実際、今作では幾分テンションが控えめで前作のようにガーッと一気にノッてって騒いじゃおうというよりも、しっとりと、という表現が当てはまるかわからないが、ちょっと大人っぽい雰囲気。ただその分インパクトのあるナンバーが足りないかも。でもそれぞれの曲もすごくじっくり作りこまれてるって感じがするし、よく聞くと細かい所でけっこう面白い音を出してるし、むしろ腰を据えてじっくり聴きたい。M4のレトロなギターの音がすごく好き。
FAVORITE & PUSH : 1、4、3、8

 
 phony phonic
phony phonic
CAPSULE
2003・11・19

1, phony phonic (−)
2, RGB (8)
3, cosmic tone cooking (8)
4, アイスクリーム (8.5)
5, weekend in my ROOM (8)
6, life style music (8)
7, swing 54321 (8.5)
8, end of summer (−)
9, idol fancy (8)
10, 反重力旅行 (8)
a

宅録系電子ポップス、カプセルの3rdアルバム。ピコピコサウンドにハウス、ブレイクビーツなどの要素を盛り込んだサウンドとウィスパーボイスのボーカルが特徴。フレンチポップ、60'sチックなキュートな音楽。とにかくオシャレなポップという感じで簡単にいえばピチカートファイブに近いものがあるが、あそこまで都会的に洗練されておらずあえてインチキ臭さを出してるあたりがこのユニットの特徴だろうか。ちなみにアルバムタイトルは 「とびっきりのニセモノ音声」 。最近はCMで使われてたりするが、それしか知らない人にはぜんぜん違う印象だと思う。無条件で楽しくなれるアルバム。
FAVORITE & PUSH : 7、4、6

 
 君繁ファイブエム
君繁ファイブエム
Asian Kung Fu Generation
2003・11・19

1. フラッシュバック (7)
2. 未来の破片 (7.5)
3. 電波塔 (8)
4. アンダースタンド (7.5)
5. 夏の日、残像 (8)
6. 無限グライダー (8)
7. その訳を (7.5)
8. N.G.S (7.5)
9. 自閉探索 (7)
10. E (7)
11. 君という花 (8)
12. ノーネーム (8)
a

インディーズで話題になっていた「アジカン」のメジャーデビューアルバム。 新世代のギターロックの旗手などといわれ、くるりやナンバーガールなどに例えられ、至るところで絶賛されていたので期待して聴いてみた。だが、その印象は「単なるメロコアじゃん、これ」。
決して悪い出来ではないと思うが、特に印象に残るほどのものではないと思った。確かに先の2バンドに系統が近い感はあるが、くるりやナンバガのような内からにじみ出る圧倒的なエモーショナル感、グルーヴ感には程遠い。少なくとも現段階では遠く及んでなく、彼らと並べるのは失礼だ。ギターばかりがジャカジャカ前面に出て、ドラム、ベース、そしてボーカル共に力不足。これをギターロックなどと呼んで欲しくはない。
別に良くない、とは言ってないですよ。M3やM11は好きだし。ただちょっと過剰評価されすぎじゃないかと。
FAVORITE & PUSH : 3、11

 
 fruits & roots
fruits & roots
wyolica
2003・11・6

1.忘れそう (8.5)
2.Lesson (7.5)
3.Mercy Me〜いつか光を抱けるように〜 (8.5)
4.Unchained Blues (8)
5.Still Fallin' Love (7.5)
6.青い月 (8)
7.ギフト (7.5)
8.Butterfly (8)
9.one wish (8)
10.夜明けの夢 (7.5)
11.Vibe (7.5)
12.恋のうた (8.5)
13.空と風 (8)
a

約2年ぶりとなる3rdアルバム。
wyolicaらしい、暖かく、包み込むような優しいアコースティックサウンドは今回も健在。 胸の奥に直接響いてくるような心地よいギターの音と、そっと撫でられるようなボーカル。とくにM1のイントロはめちゃくちゃいい。
また、今回は特にM3やM12のようにとてもメロディーのきれいな曲が多く、すごく切ないんだけど、とても癒される、そんな暖かいアルバムです。今回は失恋ソングが多い気がする。普段はあまり詞は気にしないんだけど、つい聞き入ってしまう。う〜ん、切ない!
FAVORITE & PUSH : 1、3、12、13

 Next Wave
Next Wave
Mondo Grosso
2003・9・10

1.BLAZE IT UP (8.5)
2.MOTORMOUTH (8)
3.WAITIN’ FOR T (8)
4.Intermezzo Cosmo (−)
5.EVERYTHING NEEDS LOVE (8.5)
6.Intermezzo Earth (−)
7.FIGHT FOR YOUR RIGHT (8)
8.DANCEFLOOR COMBAT (8)
9.GRACEFUL WAYS (7.5)
10.NEXT WAVE (8)
11.TORNADO (8)
12.Intermezzo Sun (−)
13.SHININ' (8.5)
14.光 (8.5)
a

自らを最先端のポップスと言ってはばからないモンドグロッソ。ジャズ、ソウルなどを中心とした形態をいったん完結し、文字通り新しい段階に突入した5枚目のアルバム。
今回は全曲ダンスミュージック、ひたすら四つ打ちにこだわった作品でハウスを主体にテクノ、エレクトロニカの要素が強く出ている。ゲストボーカルも多彩だがその分若干全体的にまとまりのない感じはしないでもない。が、僕はさほど気にならなかった。
何だかえらく賛否両論らしいが、普通に気持ちよく聞けるので全然ありだと思う。カッコいいっすよ。M13パクリってのは・・・言い過ぎじゃないか。
FAVORITE & PUSH : 13、1、5、14

 Sun Road
Sun Road
玲葉奈
2003・9・10

1.Free wave (8.5)
2.NO(Soul Men) (8)
3.Love (8.5)
4.ひかりのうた (8.5)
5.Fatou Yo (7.5)
6.waterhole(joint2) (8)
7.JOY TO THE WORLD (8)
8.Centerlude (8)
9.長い夜 (7.5)
10.Baby why (8)
11.Mellow (8)
12.midnight guitar(Happy) (8)
13.部屋 (7.5)
14.G+Leyona (7.5)
15.500マイル (8)
a

玲葉奈の3rd。彼女の特徴である、多国籍音楽ともいうべき様々なジャンルを自由に取り込んだ音作りだが、今回のアルバムではいつも以上にそれが強く出ている。特にラテン、南国の香りが濃く、まさに太陽の光に包まれるような開放感に満ちていて、ブルース色が濃かった前作とはまた違った気持ちよさだ。また今回の作品では一つ一つの楽器の音がより際立っていてライブ感、臨場感がすごい。しかも全体的にファンキー、アッパーな曲が多いので、つい踊りたくなってしまう。もちろん彼女のグルーヴィーな歌声も相変わらず素晴らしいです。
3作目にしてすでに円熟味を感じさせる玲葉奈。カッコよすぎです。
FAVORITE & PUSH : 1、4、3、6

 
 LOOP
LOOP
ACIDMAN
2003・8・6

1.type A (8)
2.波、白く (8)
3.アイソトープ (8.5)
4.飛光 (8.5)
5.Slow View (7.5)
6.リピート (8)
7.16185−0 (8)
8.O (8.5)
9.swayed (8)
10.ドライド アウト (8)
11.今、透明か (8.5)
12.turn around (8)
a

ACIDMANのセカンドアルバム。個人的にあんまりそういう感じはしないんだけど、世間では「パンク」というジャンルに入れられてる彼ら。でも日本のパンクというとどうしても軽くて安っぽいイメージがあるのだが(これも個人的見解)、彼らの音作りは非常に硬派で骨太、そしてストイック。このあたりが僕がこのバンドを好きな所以だ。
前作から比べても明らかに進歩していて確実にパワー、ポテンシャルが増している。表現の幅がグッと広くなりいろんな側面を見せてくれている。前半の爆音シャウト系の曲も、スローな抑え目の曲も、そしてそれぞれのメロディーもすごくしっかりできている。M11はインディーズ時代のミニアルバムにも収録されていた曲だが、そっちと聴き比べるとその整調は一目瞭然。この男っぽさ、カッコいいね!
FAVORITE & PUSH : 11、3、4、8

 
 a watercolor
a watercolor
スネオヘアー
2003・7・24

1.のびたテープ (8)
2.ピント (7.5)
3.ウグイス(Al Remix Version) (8)
4.DRIVE (7.5)
5.ニュータウンへ続く道 (8)
6.打ち上げ花火 (7.5)
7.セイコウトウテイ (8.5)
8.アオイソラ (8)
9.スピード (8.5)
10.終りね (7.5)
11.ウグイス(裏) (7.5)
a

セカンドアルバム。あいかわらず抜群のメロディーメーカーぶりを発揮。というかそのメロの美しさは前作にも増していて、よくまあこんなに思いつくもんだと脱帽です。どこか懐かしく、切なく、胸にストレートに突き刺さる。日本人ならきっと心に沁みるものがあるはず。メロディーだけで勝負したら誰にも負けないんじゃないかってくらい。それを生かすシンプルなアレンジと素朴な歌声もグッド。
FAVORITE & PUSH : 9、7、8、1

 
 TYPE D
TYPE D
怒髪天
2003・7・2

1.北風に吠えろ! (8)
2.ゆきてかえらず (8)
3.俺 VS 俺 (7.5)
4.雑草挽歌 (8)
5.煙草と夕立ちの間 (8)
6.××××・ジ・エンド (7.5)
7.無職透明 (8)
8.小さな約束 (8)
9.生きててイイですか? (8)
10.夢と現 (7.5)
a

いつもながら男臭さ、汗臭さ全開の怒髪天のアルバム。
こってり脂っぽい、にぎやかで騒々しい、中華料理店の厨房のような作品。でも演奏はしっかりとカッコいい。かといって決してカッコつけてるわけではなく、そこにあるのは裸の魂でぶつかってくるような熱い泥臭さである。それがまた良い。
なんていうか、「熱血」そんな感じ。聴くと何だか元気になるんです。
FAVORITE & PUSH : 8、7、1


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